博士のつぶやき 博士のつぶやき 近年、パソコンやスマートフォンを見る機会が増えた方も多いと思います。 網膜の中央に位置する黄斑中の黄斑色素には、目のフィルターのような役割があります。そこに特異的に蓄積されているのが、ルテインとゼアキサンチンと呼ばれるカロテノイド色素で、黄斑色素量を維持する働きをしています。ルテインおよびゼアキサンチンは、ほうれん草の... 2017年9月12日
博士のつぶやき 【AGE入門 112 exAGE】 【AGE入門 112 exAGE】 老化物質であるAGE(終末糖化産物)、1日どのくらい取り入れているのか、気になりませんか? 普段の食事からのAGE量を確認できるように、 食品に含まれるCML(カルボキシメチルリジン; AGEの一種)量を独自の計算式により推定し、 食事由来の外因性AGEを「外因性、外からの」という意... 2016年9月15日
博士のつぶやき AGE論文 ◆「虫歯が進行するとAGEが溜まる」という阪大の研究です。 メディア向けのプレスリリースでは、 「老化に関与する物質AGEが、虫歯の進行を抑制することを発見」となっていました。 これでは、まるでAGEが「良いもの」に聞こえますね。 「虫歯になる→AGEがたまる→虫歯が進行しない」という図式です。 「虫がつく→葉が枯れる... 2016年9月12日
博士のつぶやき 勇さん論文より 勇さんより: ◆『イリドイドは自然由来の糖化阻害剤 (Iridoids are natural glycation inhibitors)』という論文です。 モリンダと久留米大学の山岸昌一先生の共同プロジェクトです。 試験管内と動物モデルでイリドイドがAGEを抑制するだけではありません。 イリドイドを定期的に摂っている... 2016年9月7日
博士のつぶやき AGE論文 ・ゼロカロリーの炭酸飲料を飲んでいる人が太りやすい。 という研究データがあります。 理由は人工甘味料かもしれませんし、 AGEかもしれません。 ダイエットコークのAGEは スプライトの20倍です。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9177242 ... 2015年9月17日
博士のつぶやき 睡眠についての論文 ◆学会でAGEと睡眠の関係を話していたら、 「白人はよく寝るからね」と 豪州の白人研究者が、 まわりの研究者に睡眠時間を聞きはじめました。 びっくりの8時間台続出。 6時間と答えたのは、 オランダから来た経営者だけでした。 調べてみると、 日本は特別睡眠時間が短いようです。 ... 2015年9月9日
博士のつぶやき AGE論文 ◆「AGE研究の父」 モニエ博士の最新論文です。 1型糖尿病患者は、 合併症として動脈硬化をおこしやすくなります。 血管のつまり具合(IMT)は CTで調べることができますが、 血液検査で簡便に調べる方法が求められます。 モニエ博士は、 AGEとその前駆物質 (MG-H1, ペントシジン、グルコセパン)が HbA1... 2015年9月9日
博士のつぶやき AGE論文 ◆驚きですがベジタリアンのAGEが高い傾向にあります。 こちらの研究でも左の雑食系よりも、 右のベジタリアンのAGE (血液、蛍光とも)が高いです。 著者は「ベジタリアンは果糖を取りすぎる」と書いていますが、 タンパク質不足もあります。 ベジタリアンのリジン摂取量は4割も少ないです。 http://www.nc... 2015年9月9日
博士のつぶやき AGE論文 今日の東京の月例会では、この論文を紹介しました。タイトルは「経口からとるグリコトキシンは認知症とメタボリックシンドロームの予防可能な原因である」です。 ヒト臨床により、血中のAGEを減らせば、認知症が軽減することが分かりました。ついでに、糖代謝も改善しています。AGEを減らせば認知症予防になる!! スキャナーは認知症予... 2014年3月1日
博士のつぶやき アンチエイジングに興味ある人が気を付けていること、2位は食べる量、1位は? アンチエイジングに興味ある人が気を付けていること、2位は食べる量、1位は? AGE測定推進協会がまとめた「アンチエイジング(老化防止)」をテーマにしたアンケート調査の結果によると、女性は全般的にアンチエイジングに興味があるが、特に30歳代女性は関心が高い。また8割の回答者は、自身が「実年齢またはそれ以下に見える」と思っ... 2013年9月10日