ゆでガエルの話

おそらくご存知でしょう。

ぬるま湯にゆでガエルを入れて、
そのままお湯の温度を上げていくと、
温度の上昇に気づかずにゆで上がって死んでしまう、
というお話です。

このたとえ話は、ビジネスの変化に対応をせず、
現状の居心地の良さに甘える事への警告としてよく使われます。

しかし、
私はもう一つの意味があると思っています。

それは、
カエルは熱くなっていくお湯に気づいていた
という事です。

自分の入っているお湯がどんどん熱くなっていく事に・・。
でも、カエルはその鍋から脱出したくても、その術がわからず、
とどまることしかできなかったのです。

近頃、「定住難民」と言う言葉が話題になっています。

国外に出るスキルもなく、コネもなく、お金もないため、
一つのところに留まるという選択肢しか持てない人たちを 
表す「キーワード」です。

所属している企業が傾いても、
日本が厳しい状況になり治安悪化、環境悪化したとしても、
そこから離れたくても、その選択肢を取る術がなく、
「ゆでガエル」のごとく身動きが取れない「難民」が 
増えていく事が予想されます。

海外に行きたくても現状から身動きが取れない。

新しい事を始めたくても現状から身動きが取れない。
今に不安、不満を感じながらも、現状を変える選択肢が取れない・・・。
今後ますますそんな人が増えていくでしょう。

メール抜粋

世の中の多くの人がゆでガエルになっている可能性があります。

今の仕事、今の生活、今の収入に満足していないのに
そこから抜け出す方法がわからないため
ただ何となく不満は持っているけど
考えたってしょうがないから今さえ楽しければいいやということで
惰性に流されて生きている人が大半のようです。

それでは自分の人生ではなくせっかくこの世に生を受けて、
自分らしく生きる自由を与えられているのに
周りの意見に左右されたり、人目を気にして、何もできなかくなり、
夢をあきらめ、ただ何となく生きることになります。

その結果多くの人が病気になり、年を取ってくると
まだ、70歳にもかかわらず、あと何年もないからといったり、
人生も残り少ないからとか言ってあきらめの境地になっている方が
多いような気がします。

人間はいつ死ぬかわかりません。
いつまで生きられるかもわかりません。
ただ、遺伝子レベルでは最高で120歳まで生きれる可能性が
あることがわかってきています。

70歳といったらまだ人生の半ばを少し超えたあたりでしかないのです。
40代のときよりも70代のほうが知識や経験が豊富な分いろんなことが
できるのではと思っています。

私はほんとに受かるかどうかは別として、20代のころに比べれば、
今のほうが東大を真剣に目指せば受かりそうな気がします。

それは20代のころよりいろんなことがわかってきているから
そう思えるようになったのです。

年取れば年取るほどできることが増えていくのではないかと
思えたりします。

どう考えるかは自由です。

ただ、人間は考えた通りになるそうです。

だったら、一生に一度の人生謳歌するためにあきらめていく人生でなく、
残りの人生に期待したほうがいいと思いませんか?

問題起こったときは新しい転換期、チャンスだそうです。

ピンチはチャンス 大きく飛躍できるかもしれません。
どう受け取るかが人生は変わっていきます。

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