博士のつぶやき

歴史を見ても感染症は貧困層に大きな影響を及ぼす。1349年の黒死病により、ヨーロッパ人口の30〜60%が死んだと言われている。ロンドン市民の半数が死に、英国の小作農民の死亡率は40〜70%。そういう中、英国の土地所有者の死亡率は27%程度。
1919年のスペイン風邪において、オスローの死亡者を調べたところ、貧困層の死亡率は50%も高かった。アメリカでも鉱山従事者、工場勤務者という貧困層の死亡率が高いことが記録されている。
貧困層とマイノリティーの死亡率が高いのは時代が変わっても同じ。新型コロナではラテン系・アフリカ系の死者数はアングロサクソン系の2倍になっている。先住民族のナバホの死亡率はニューヨークやニュージャージー並みに高い。

https://science.sciencemag.org/content/368/6492/700.full

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。