誰もが条件づけられている

マインドセットの圧倒的な力に疑いがあるなら、
次の例を考えてみてください。
その力を完璧に示しているある象の話です。
アフリカ象は地球で最も強い生物の1つです。
自動車や電車の車両さえもひっくり返すことができますし、
鼻で木をつかんで地面から引っこ抜くこともできます。

その力は際限ありません。
ですが、別の場合を考えてみてください。
ある象は飼育され、赤ちゃんの頃から足首を鎖でつながれていました。
鎖は地面に簡単に打ち付けられた杭につながっていました。

赤ちゃん象は鎖が伸びる所まで歩いて行って、
それ以上は行けずに立ち止まります。

方向を変えて鎖が伸びる所まで行っては
立ち止まるといったことを何度も繰り返しました。

すると赤ちゃん象は
「どの方向にも一定の範囲までは行けるが
それ以上はいけない」という信念を
条件付けされました。

周りの木や水を見ても、ほかの象が自由に歩き回っているのを見ても、
赤ちゃん象は鎖の長さより先に行くことができませんでした。

成長して大人の象になって100倍の力を
持つようになっても、杭を地面から引っこ抜いて
好きな所に歩いて行くことはありませんでした。

足首に鎖をつけて育ったその飼育象にも力があったのにです。
おそらく自由になりたいという願望もあったでしょう。

その両方があったのは確かです。
でも、「そんなことはできない」と脳に言われて、
簡単に抜くことができる杭を
引っこ抜いて好きな所に行くことはありませんでした。

彼のマインドセットは若い頃からずっと、
「自分の行動はちっぽけな杭に支配され制限される」と
条件付けられてきたからです。
企業家の脳も同じように働きます。

「地面の杭を引っこ抜いて好きな所に歩いていける」と
信じることができない赤ちゃん象のように、
不可能だと信じるように条件付けられた事を
試そうだなんて思わないでしょう。

私は足を鎖でつながれていない小企業の経営者に
会ったことがありません。

大成功している企業家でさえ、前進を阻みさらなる成功の達成を
邪魔する何らかの思考や信念を持っています。
どんな足枷が邪魔しているか考えてみてください。
今度ひとりで静かに考えを巡らせている時に、
自分自身に正直になって次の質問をしてみてください。

自分を抑圧して限界を決め、仕事時間のほとんどを「雑務」を
するよう仕向けている信念とは何だろう?

マインドセットを変えて今までできなかったことすべてにイエスと言ったら、
ビジネスやプライベートはどうなるだろうか?
自分が本当に達成したいことは何だろう?
夢のライフスタイルとはどんなだろう?

なかなか成長できないことにうんざりしていないだろうか?
その日暮しの生活にうんざりしていないだろうか?

うんざりすることに疲れて砂時計を眺めて時間をつぶしていないだろうか?――
もしそうなら1歩踏み出して必要な助けを得てください。

鎖をちぎって外に飛び出してください。
自分がしたいことをするのにイエスと言ってください!

あなたは自分の手で創り出すことができる
あらゆる成功を手にする資格があるのです。
ただそうするだけです。

-リー・ミルティア

~☆☆☆~

石田より

私たちは無限の能力は持ってきているようですが、
能力を引き出せていないようです。

それは制限のある考え方や過去の記憶が
邪魔しているからのようです。

成功している人はその中で、制限をはずし、
もしくは理想を描き、今は出来ていなくても
いつかできるようになると信じて、
学び、行動し続けている人です。

うまくいかない人は外敵なものに左右されて
生きていて、外的なものを変えようとして
失敗します。

成功する人は自分の内面を変えます。
それが結果的に外面に現れます。

自分をコントロールすることが、
人生をコントロールする方法です。

自分の中の制限をはずし、
潜在能力を引き出していくことで
あらゆることが叶っていくようです。

私たちは自分の想像の範囲内(思い込み もしくは記憶)で
生きています。

制限を少しずつ外し、想像力を豊かにしていくことで
人生も豊かになっていきます。

すべてのもの2度創られます。

まずは想像(イメージ)し、
そして創造(行動)します。

やがて創造(行動)し、思考錯誤し続けることで
実現していくようになっているそうです。

人はイメージしたことしか行動できません。

知らないことはイメージできません。

まずは知ること、そして潜在意識に
刷り込み、行動してみることです。

うまくいかないからやめるのでなく、
うまくいかなければ、また改善して
行動してみればいいだけです。

自分はどんな条件付けをされているだろうか?

それはうまくいくものだろうか?

うまくいかないとしたら、どう変えて
いけばいいですか?

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石田友喜

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