サイエンス誌の「嘘の潮」という記事

サイエンス誌の「嘘の潮」という記事。福岡の見立病院や二瀬病院で研究していた佐藤能啓先生(後に弘前大)の不正論文が特集されました。日本では報道されませんでしたが、「科学史上、最大の不正のひとつ」なのだそうです。彼の論文は200報以上。そのうち、33は撤回されていますが、残りのどれが本当か不正か判断がついていません。
個人的にがっくりな点は、彼の行った「ビタミンB12誘導体が糖尿病の心疾患リスクを抑える」という研究。AGEを抑えるビタミンBが糖尿病リスクを減らすということで、参考にしていました。
こういう形で日本の科学者が紹介されるのは残念です。

http://science.sciencemag.org/content/361/6403/636

 

 

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