博士のつぶやき

◆ポリネシア人は必要な植物を携え、島から島へと渡っていきました。

なかでもノニ(Morinda citrifolia)は大切にされ、「女王」と称えられたのです。

彼らは新しい土地に到着するとノニを植え、家族・子孫の健康を守りました。

彼らはエレメント(果実・葉・種)の特徴を理解し、用途に適した使い方を学んでいきます。

その伝統は今もポリネシアの島々に残っています。

何百年とノニの伝統が続いたのは「ストーリーの力」でした。

親から子へ「ノニの力」が伝えられ、人々の健康維持に貢献してきたのです。

ノニが「タヒチアンノニ ジュース」になってもその伝統に変わりはありません。

「ストーリーの力」が健康を広める原動力となっています。

近年では伝統に加え、科学もノニを理解する助けになっています。

モリンダシトリフォリア(ノニ)を始めとするモリンダ属の論文は609報にのぼります。(2018年1月現在)

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