『黄木信 - 幸せの仕掛人』8 月16日配信号
---『黄木信 - 幸せの仕掛人』8月16日配信号----
モリンダ ジャパンの黄木です。
 2013年は猛暑と豪雨の中の旧盆です。帰省しておられる方も多いのではないでしょうか。定期的に故郷に戻り、先祖や自分を育んでくれた自然に想いをはせるという習慣は、都会の喧騒の中で見落としがちな「時の流れに育まれたものの価値」を再認識する上で大事なことだと思います。
 人は原点に戻ることにより、失われていた自己を取り戻すことができると言われます。「自分はあの時どんな志を持っていたのか?」「どんな想いで始めたのか?」「そもそも動機は何だったのか?」など、出発点に戻ることにより、忘れかけていた本質を取り戻すのです。そして、決意を新たにして困難に再チャレンジします。
 みなさまの中にはそのような原点回帰を経験してこられた方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。モリンダは恵まれています。原点がはっきりしているからです。疑問が出てきた時、壁に阻まれた時、もうやめようと思った時、誰もがいつでも戻れる明確な原点が存在するからです。そうです。ジョン・ワズワース社長のヌクヒバでの体験です。
 わたしもこれまで幾度となく、「ヌクヒバ」に戻ることにより自分の考えをリセットすることができました。「自分がしている仕事はこういうものなのだ」と再確認することにより力を得、「そうであれば、こんなことに負けてはいられない」と再スタートするわけです。
 先週、腹腔(ふくくう)鏡下での胆嚢(たんのう)摘出手術を受けました。これで2月末以来みなさまにご心配をおかけしてきたわたしの健康上の問題にようやく一応の終止符を打つことができます。
 わたしにとっては何だか原点に戻った感じです。これまでの半年間、いろいろなことを考える時間があたえられました。「自分はなぜモリンダに来たのだろうか?」「自分が何をしたら、IPCのみなさまやジョン社長、ひいては社会のために最も貢献できるのだろうか?」「モリンダをオンリーワンカンパニーにするにはどうしたらいいのか?」
 結論はシンプルでした。原点に戻ることです。ジョン社長はヌクヒバの丘の上で、「長い間文明社会から隠されてきたノニの恵みを、世界中のすべての人の幸せのために届けるのだ」との強いインスピレーションを受けました。わたしの心からの願いは、常にこの想いを胸に行動することです。そして、この原点に戻ることの大切さを伝え続けることです。
 科学は新たな技術革新をもたらし、わたしたちが普段の活動の中で取り組むプロセスやツールは、より効果的なものに進化していくことでしょう。そのスピードはあたかも都会の喧騒のように、時としてわたしたちにストレスをあたえかねません。
 そのような時こそぜひ、「ヌクヒバ」に戻ってください。そして、モリンダの「故郷」に広がる豊かな自然と、世代を超えてノニを受け継いできた人々の愛のぬくもりに触れてください。きっと新たなエネルギーが湧いてくるはずです。
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