時間を広く見ることは、心を落ち着け、物事を客観的に見るための大切なスキルです。
この視点は、野球のイチロー選手や将棋の羽生善治さんなど、さまざまな分野のトップパフォーマーに共通しています。
羽生さんは、1996年に史上初の7冠を獲得し、通算タイトル獲得数では伝説の大山康晴さんを抜き、歴代1位に輝いています。
何よりも驚くべきは、彼が22年間にわたりタイトルを保持し続けていることです。
彼は、
「勝つこともあれば負けることもある。落ち着くところに落ち着く」
と述べ、長い将棋人生という観点から一つの負けを見ています。
このような時間を広く見る視点は、
『道は開ける』
の著者デール・カーネギーが
「心のカメラのレンズ」
の焦点距離を変えると表現したものです。
焦点距離を今この瞬間から1年、3年、10年、30年と広角レンズで眺めることができれば、羽生さんのような思考が持てるのです。
日本一の高額納税者である斎藤一人さんも、時間を広く見る視点を持っています。
彼は講演で
「ちょうど1年前の悩みを今思い出せる人は手を挙げてください」
と問いかけます。
すると、手を挙げる人はほんのわずかです。
これは、今抱えている悩みを1年後に振り返ってみると、大抵のことは一瞬の出来事に過ぎず、たいしたことはないということを示しています。
時間を広く見ることで、私たちは自分自身を客観的に見ることができ、一時的な困難や挫折を乗り越える力を得ることができます。
時間を広角レンズで見ることで、私たちは自分の人生をより深く理解し、より良い未来を創造することができるのです。
メルマガ抜粋
~☆☆☆~
石田より
人生は短距離競争でなく、マラソンだというのを聞いたことがあります。
自分らしく生きていくためには誰かと競争する必要もなく、目的地が明確であれば、とにかくそこに向かって自分のペースで走りきればいいのです。
他人を見る時は何ができないかを見るためでなく、自分が行きたいところに行っている人たちがどうやって、そこまでたどり着いたかを見ていきます。
それを参考にして、取り入れてやってみます。
うまくいかなかったからといって、駄目だと決まったわけではありません。
短期的目線だとだめだと思ってしまいますが、長期的目線で見ると失敗はフィードバックといわれるようにうまくいくための情報で、うまくいくまでの道のりでしかなくなります。
今できていないからといって、ずっとできないと決まったわけもありません。
たいがいのことは本当にやりたいことで、そのことに時間さえかければできるようになります。
短時間でできることもあるかもしれませんが、それはやりなれてきたことであって、そうでないものは初めからうまくいきません。
たまたまうまくいくこともあるかもしれませんが、初めてのことであれば、失敗を見込んで行動することが大事です。
やめさえしなければ、たくさん行動し、たくさん失敗経験をしたほど成功確率は上がっていきます。
あきらめず同じ失敗をしなければ、必ず成功するようになっています。
それが本当にやりたいことかどうかそれをすることで自分の理想や夢を叶えられるかどうかが大事なのです。
何でも叶える能力は持っていますが、何でも叶えられるわけではありません。
本当にやりたいことなら叶えられるということです。
やりたいことでなければ、努力できません。
努力できないことは叶わないのはある意味当然なのです。
努力しなければいけないと思っているうちは成功できないのです。
それだと努力しなくないが本音なのです。
努力したくないということは叶えたくないと言うことです。
本当にかなえたいことで、自然と努力したくなるようなことであれば、あとは時間を味方につけ、1万時間の法則というのがあるように時間さえかければ、なんでも可能なのです。
今回、和歌山で初の民間ロケット打ち上げがあり、失敗しましたね!
かなりの時間かけてきたはずですが、それでも失敗するのかという感じです。
ただ、それであきらめたら終わりですが、今回の失敗を生かして、あきらめない限り成功させる日がくるのだと思います。
これに比べたら、人生で自分の夢を叶えるのは簡単だと思います。
強い思いが現実にあるのですから、自分の可能性を信じ、できると思えるようになるかがカギだと思います。
私も25年前はこんなこと言っていなかったですし、書けなかったですから、人は変わるのは間違いないです。
変わることで他人や過去は変えられませんが、自分が心から望んでいることは叶えられると思えるようになっていきます。
その結果、時間がかかっているだけで本当にやりたいことで自然と努力できることであれば、叶っていきます。
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