前の職場で働いていた頃に、「黄木さんは将来退職したら何をしたいですか」と尋ねられて、「娘のマネージャーをしたいです」と答えたことがあります。
娘とは近所に住んでいる次女のことで、8歳、5歳、1歳の娘を育てながら自宅でピアノと英語の教室を開いています。
最近では生徒さんも増えて、なかなか時間のやりくりが大変なようです。
その娘にマネージャー希望の話をしたところ、こんな答えが返ってきました。
「そうね。子どもたちの面倒を見てもらうことが一番の仕事ね」。
私のマネージャーのイメージは、娘に代わって交渉や時間調整をしたり教室の経営に携わったりすることでしたが、娘の希望は違っていました。
今は娘の希望通りのマネージャー職に日々励んでいます(笑)。
なかなか楽しいですよ。
「上司」である娘はマネージャーのモチベーションを上げるのがなかなか上手で、最近は「スーパーじいじ」という称号まで付与してくれました。
ますますやる気が出ています。
そのような中で昨日、74歳の誕生日を迎えました。
温かいお祝いのメッセージを送ってくださった皆様お一人おひとりにこの場を借りて心よりお礼を申し上げます。
おかげさまで黄木はすこぶる健康で、変わらず理想を追い求める毎日です。
誕生日を迎えて、まずは健康であることに感謝したいと思いました。
人生100年と言いますので、あと4半世紀、「スーパーじいじ」として若々しくはつらつと過ごせるように努力したいと思っています。
妻と一緒に毎年参加してきた東京マラソンもコロナで延期になり、私たちの再エントリーは2023年3月に決まりました。
これで十分な準備の時間ができましたので、再度体作りから取り組みたいと思っています。
高橋 尚子選手を育てた小出 義雄さんがマラソン初心者にアドバイスするのは、とにかく減量することです。
100グラムでも減らせばそれだけ脚への負担が減ります。
幸いインターミッテドファスティング(断続的断食)によりすでに効果を感じていますので、目標値達成まで続けて頑張りたいと思います。
もう一つ感謝したいのは、自分には「品格の3つの柱」を人生の指針として大切にしてくださる、志を共有する大勢の方々が存在するということです。
(1)不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さ、
(2)より以上のものを目指して生きる、
(3)人の役に立つ存在になる。
この3つの柱は、真の意味で人の価値を高める3要素である「謙虚さ」、「向上心」、「利他心」を表し、「竹のようにしなやかな軸」を持つために欠かせない要素です。
次の誕生日までの1年を、同じ想いを持つ方々と共にさらに精進していきたいと思います。
感謝、感謝。
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