材料に気を配り、一手間かけるという価値

時々ご紹介させて頂いている川口の自然食品店「日森ヶ丘」の高橋容子さん。
先日、AGEの測定会(細胞レベルでの実年齢を計測)の打ち合わせに伺った時の話し。

「ちょうど仕上がったところなので飲んでみてください」と澄んだ薄黄色の液体を炭酸水で割って出して下さいました。

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グレープフルーツの皮で作った酵素ジュース。

爽やかな甘みと軽い苦みと、ほのかに香るグレープフルーツ。
とても美味しくて、猛暑にヘタレかけた体に染み渡る感じ。

他にも生姜と夏みかんのジュースを作っている最中だと、ビニールの袋で漬け込んだ二品を見せて下さいました。

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容子さんの作られた物ですから信頼して飲ませて頂きましたが、基本的に果物の皮を使ったものやスムージーって積極的にお勧めできないなと日頃思っています。
スムージーに関しては別の機会に譲って。

果物の皮って、農薬や輸入時のポストハーベストの影響をダイレクトに受ける部分。
ちょっと考えただけで、安易に使うのはどうかなって思いませんか。

確かに、お料理の時にレモンピールだとかオレンジピールの香りを添えるとオシャレに仕上がるし、紅茶を入れる時にティーポットにリンゴの皮などを入れると、ほのかに香って楽しいですけど。

川口に週末にしかお店を出さないジューススタンド屋さんが有るそうです。
他の日は御自分の農園でお仕事をされている方が出すお店。

ジュースも勿論ですが、そこで買う果物もとっても美味しくて。

先日御報告させて頂いた山梨の山崎さんと同じような自然農法。
農法を細かく聞いて、安全を確認してから酵素ジュースに。

「こちらで扱っているお砂糖で漬け込んでいるんですか」って聞いたら。
「実は普通のお砂糖なの。良いものと漬け込んでいるとその子たちの持っている酵素の力で発酵の途中で良いお砂糖に戻っちゃうの」と。

容子さんは科学者じゃないので何故そうなるかってところは完全スルーなのですが、無邪気に楽しそうな笑顔とジュースの美味しさで、確かにその通りだろうなって納得しちゃいました。

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材料を吟味すると言う手間と、その材料を優しく扱い良さとパワーを引き出す。
しかも力まずに。
素敵だなと思います。自分を守る工夫を続けるコツの一つがこんな姿勢に有るなとも。

そんな容子さんの「日森ヶ丘」で明日8月10日日曜日13時30分から健康セミナーとAGE測定会を行います。
可愛いお店なので先着5~6名ですが宜しかったらお出かけ下さい。
日本臨床栄養協会サプリメントアドバイザー
三吉健心

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