堂々巡りから抜け出す

人生で大きな試練や逆風に襲われたとき、どうすればマイナス思考から早く抜け出せるか、についてお話しします。

私は、マイナス思考から抜け出せるかどうかは、思考の習慣の違いから生まれてくると考えています。

マイナス思考からなかなか抜け出せない人は、自分の欠点や相手の悪い面ばかりに目がいきます。

不安や心配をくり返し考えても解決しないのに、やめられません。

視野が狭く、物事を多角的に見ることができません。

行動する前に先延ばしにしてしまったり、完璧にやろうとして疲れ果てたりします。

過去の失敗に引きずられて、未来に希望を持てません。

このような思考をする人は、逆境に直面したときにストレスを強く感じます。

イチロー、高橋尚子、孫正義、羽生善治な、さまざまな分野で活躍する人の思考習慣を研究しました。

彼らは、どのようにして逆境を乗り越えてきたのでしょうか?

その結果、次の9つの思考習慣が共通してあることが分かりました。

1.等身大の自分を受け入れる

2.相手を変えず見方を変える

3.徹底的に具体化する

4.さまざまな視点から眺める

5.できることに集中する

6.運命を引き受ける

7.完璧主義をやめる

8.プラスの側面を見る

9.「今」に集中して生きる

メルマガ抜粋

~☆☆☆~

石田より

ネガティブな感情がいけないわけではありません。

ある意味ポジティブに偏りすぎのも良くないようです。

ポジティブすぎるとリスクヘッジができず大失敗してしまうかもしれません。

リスクヘッジをするにはネガティブな感情が役立ちますし、自分を危険から守るために役立っているようです。

物事は必ずポジティブな面もあれば、ネガティブな面もあるそうなので、ニュートラルに考えられるといいようです。

必要以上にネガティブになると動けなくなりますし、ポジティブすぎるとリスクヘッジができないようです。

詐欺にあってしまうのはいいことばかり信じてしまうからのようです。
疑ってばかりで何もしないとチャンスを捕まえられないので、最悪の場合を想定するといいようです。

成功者の信念として最高を考えて最悪を想定して行動するといいそうです。

最悪の場合でも対処できるレベルの失敗であれば、それは学びになり、知識経験になり、成功の糧になっていきます。

アイシュタインがいかなる問題もその問題が発生したのと同じ次元では解決できないと言っているように、

問題を解決するには新しい物の見方や考え方を身につけていく必要があります。

すべての問題は外側にあるのでなく、私たちの物事のとらえ方や考え方にあるようです。

問題に意識をむけるのでなく、解決策に意識をむけます。

コントロールできないことでなく、コントロールできることに意識をむけます。

現実を変えるには現実に意識をむけるのでなく、現状は把握しつづ、それを作り出している心(信念 思い込み)の目をむけます。

ありのままとは今のままでなく、赤ちゃんの時に身につけて制限のある信念から解放していくことのようです。

赤ちゃんの時は誰もが無限の可能性を持って生まれてきました。

小学生の低学年までは誰もがこうなりたいという理想があったと思います。

それが成長していくにつれて、制限のある信念が身についてきているようです。

うまくいっていない部分は能力がないからでなく、制限のある信念が身についているのですから、それを変えていけば、私たちは習慣の生き物ですから、堂々巡りから抜け出していけます。

現在どんな信念を持っていますか?

その信念を持ち続けたらどうなりますか?

その信念をどんな信念に変えたらよりよくなりますか?
もしくはうまくいっている人たちが共通して持っている信念はどんな信念ですか?

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