M=マインドで C=チャレンジする A=アスリート
草野さんがチケットを届けに来てくれた時に手強い相手だと予想していました。ところがです、試合が始まると7勝の理由が他に有ることが素人目にも「なるほどね」と。前に出て攻撃をするのは草野選手だけ。
相手の選手は下がるばかりなんです。
草野選手がパンチを繰り出しても後ろに後ろに、アッと言う間にロープ際やコーナーに追い込まれるのですが、すぐにクリンチ。クリンチは攻めて来る相手に抱き着いて動けなくするための技術と言えば技術なんですが・・・(・.・;)
こうまで頻繁にクリンチされると見ている方がイライラさせられます。
しかも、クリンチの際に隙あらば草野選手を投げ飛ばそうとしたり、こまめに首に手を回して〆てみたり、離れ際にパンチを出したり、ひどい時には後ろに回って背後から殴ってくる。
流石に背後からのパンチは減点を取られていましたが。
7勝の理由はこれなんだって思いました。
まさかここでは打ってこないだろと言うブレイク時のパンチや、あからさまな反則や嫌がらせ。
まさかと言う奇襲攻撃でやられちゃったり、嫌がらせにカッとした時に出来る隙に付けこまれてパンチを受けちゃう。
マインドの高さで勝利したって感じたのがここで!
草野選手、終始冷静でした。
多少、引き際のパンチは食っていましたが、嫌がらせや反則にも動じずに着実に前に出て、クリンチされるまでのわずかな間を捉えてパンチを当てていく。
クリンチや嫌がらせに反応してしまうのは自分軸を失って、相手にコントロールされることですものね。
自分を失わずに、軸をブラさずに、心と体をコントロール。
見事なマインドに学びを頂いたそんな試合でした。


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