新しいアイデンティティーをつくる

先日、15歳になったばかりに長女が
「私はHSPだと思う。」
と言い出しました。

HSPとは、 Highly Sensitive Person
(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で
日本語にすると「とても繊細な人」という訳に
なる。

HSPは病気ではなく、生まれ持った気質で、
HSPの人は「生きづらい」と感じたり、
感受性が高いがゆえにうつになりやすかったり
もするらしい。

また、研究によると、全人口の20%程度が
HSPであると言われているそうです。

正直、娘がHSPかどうかは、
私は専門家ではないので、わかりません。

ただ、これは、娘に限ったことではないのですが、

「自分は○○だ」

と思い込むことには、いい面と悪い面が
あり、注意が必要です。

なぜなら

「自分は○○だ」
という認識のことをアイデンティティと
読んだりしますが、

アイデンティティはとても強力に、
その人の行動に影響を与えるからです。

例えば、

アメリカにラジオDJで有名になり、
政治家や講演家として活躍する
レス・ブラウンという男性がいます。

彼は、アメリカ マイアミ州の貧民街で
生まれました。

そして、生まれて間もなく、里子として
引き取られることになりました。

しかし、引き取ってくれた家庭も決して
裕福な家庭ではなかったと言います。

レスは、小学校5年生の時、
「知的障害」があるとされ、
4年生に落第させられてしまいました。

それ以来、彼は自分自身の事を
「知的障害者」として認識するように
なりました。

そうして、月日は流れ、
レスが高校生になったある日の事。

レスは友人の高校に行き、教室で友人を
待っていました。

すると、

その高校の先生が教室に入って来て
レスにこう言いました。

先生:「君、黒板に行って、これから
    私の言う事を書いてください。」

レス:「すいません。できません。」

先生:「なんでできないんだい?」

レス:「私はこのクラスの生徒ではありません。」

先生:「そんなことはどうでも良いから、今から
    言ったとおりに書いて。」

レス:「先生、できません。」

先生:「なぜだい?」

レス:「だって、私は知的障害者だからです。」

レスがそういうと、先生はレスを見つめて
こう言いました。

「二度とそんな事は言うな。
他人の意見を君の現実にする必要は無い。」

レスは、その時から、自分の可能性、
夢について考え始めたと言います。

レスは、のちに有名なDJとなり、
テレビの司会や、講演家として活躍するように
なるわけですが、

この先生の一言が人生の転機だったと言います。

それまで、「知的障害者」というラベルを
貼られ、自分自身もそう信じていたレス。

つまり、「知的障害者」は彼にとっての
アイデンティティになってしまっていたのです。

そして、そのアイデンティティによって
「知的障害者」らしく自らふるまうことで
自分の行動を大きく制限し、その結果、
自分の可能性や未来をも制限していたのです。

しかし、この先生の一言で、
「自分が何者かは自分で決めることが出来る」
そう考えはじめることになりました。

その結果、

それまで、行動や可能性を大きく制限していた
「知的障碍者」
という亜印伝ティティが外れ、自分の可能性や
夢を信じ、行動することが可能になったのです。

もちろん、その道は平坦で簡単な道のりだった
わけではありません。

ですが、

彼は、自分で自分の可能性を誰かに決めさせる
ことを辞め、アイデンティティを変えたことで
貧しい生活から抜け出し、高卒でありながらも、
大きく成功することができました。

ただ、そうはいっても
自分のアイデンティティを壊すことは
怖いものです。

アイデンティティとは、
固い卵の殻のようなものだからです。

その殻は、あなたの成長を制限するもので
あると同時に、周りからあなたを守ってくれる
ものでもあるからです。

その、安心、安定を捨て、
殻を破るというのは、

その先に、無限の可能性があるとしても、
やはり怖いものなのです。

なぜなら、

今の安定を失うことを意味するから。

それが、どんなに自分自身の可能性を
制限しているとしても、

たとえ、ネガティブなものであったとしても
生命の危機でもない限りは、
その殻の中にいる方が安全で安心だからです。

しかし、きっとあなたもすでに
気付いているでしょうが

「今以上の何かを手に入れたい」
「理想の人生や生活に近づきたい」

そう思うところがあるのであれば、
その恐怖に打ち勝って、殻を破るべき
ときがくるでしょう。

あなたにとって、

もし、今、あなたの成功や夢に向かう
行動や可能性を制限している
アイデンティティがあるとしたら
なんでしょうか?

・会社員?
・凡人?
・主婦?
・性別?

それとも、

年齢からくるものでしょうか?

そして、あなたの夢や成功を
実現している人がいるとしたら

その人は、

そのあなたを制限するアイデンティティ
の代わりにどんなアイデンティティをもって
いるのだろうか?

その成功している人のアイデンティティを
今すぐ、あなたのアイデンティティに
するために何が必要だろうか?

※ 多くの場合、1日に2~3回
「私は○○だ」というだけで充分。

メルマガ抜粋

~☆☆☆~

石田より

人生で大きな影響を与えているのはセルフイメージです。
自分の事を自分でどう思っているかで人生は決まってきます。

人生の設計図といわれています。
多くの人は自分で選択してきたのでなく、
小さいときに周りから言われたこと
評価をもとに自分はこうなんだと
思い込んでしまっているようです。

ただ、これは自分が選択して
新しいセルフイメージに変えていくことができます。

私もモリンダに出会うまでは自分は人見知りで
無口で口下手と思い込んでいました。

消極的で人前で話す人間ではないと思っていました。

今では人前で話せるようになりました。

やり始めはネットワークビジネスで
どう考えても成功するタイプでは
なかったと思います。

ただ、何が何でも成功したい理由があったため
少しづつ自分を変えてきました。

初めはしゃべりすぎて失敗もしましたし、
なかなか伝わらず、やる人が出てきませんでした。

それでもやり続け、2年たって、
ネットワークビジネスに詳しくなり、
初めて、商品が伝わり、喜んでリピート
してくれる人が出てきました。
その確信を伝えていったところ一緒に
やる人が現れ、自分以上にどんどん広げる
人が現れました。
私はその人のフォローに徹し、
グループができました。

こうやってグループができていくんだという
経験をしました。

モリンダをやり始めたときは
私が理想とする条件(アメリカで実績がある会社で、
商品が飲めばわかりリピートが起こせるもので
アメリカで売れているものがそのまま成分を変えずに入ってくること
プランがユニレベルで消費が収入になり、誰もが無理なく在庫を持たなくてできるもの)が
すべて持っていたので、これは絶対広がると思いどんどん動けました。

その結果キーマン(一緒になる人 率先して動く人)が現れ、
どんどん組織が広がっていきました。

面白いですが、自分がこれでいいと
思ったところで収入はストップします。

自分の中に限界(思込み)があり
それを取っ払ってていくしかありません。

成功するまでは人前で堂々と話せる自分では
ありませんでしたが、セルフイメージを変え
少しずつ話せるようになってきました。

苦手な事でもやった方がいいと自分で決めたことは
自分で自分にアファメーション(肯定的自己宣言)をつくり
繰返し言い聞かせてきました。

どちらかというと毎日朝晩眺めていただけなので、
口に出して言い聞かせたらもっと良かったかもしれません。

脳は見る聞く書くといった情報量が多ければ
多いほど反応しやすくなり、記憶しやすくなります。

過去の記憶を上回るくらいになれば、
それが新しい思い込みになり、現実を
作っていきます。

今、できていなくても問題ありません。
それはどこかで制限のある思い込みを
持っているか、目標が大きいので時間が
かかっているだけなのです。

車が空を飛ぶとか宇宙にいけるようになるとか
世の中の革新的なものは1年でできないように
人生を大きく変えるのには時間がかかります。

人生を大きく変えたければ、
ちょっとできないからといって
諦めないようにしましょう!

7年から10年かけて少しづつ変化していければ、
かなりのことはできるそうです。

30年あれば、自分がこれでいいと思わない限り
3つから4つ人生で大きな変化を起こせるかもしれませんね!

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