今日死んでも悔いのない生き方

最後に、人生において【最も大切な意識】のお話をしたいと思います。

それは何かと言いますと、「“死”を意識すること」です。

「死」というと、日本人の私たちはついつい「縁起が悪い」ものと考えがちです。

でも一歩、海外へ目を向けてみるとメキシコでは、

『メメント・モリ』=死を思えという言葉と共に、「死者の日」というお祭りが行われています。

どうせ人間はいつ死ぬか分からないのだから、毎日を全力で楽しく生きよう。
悔いのないように生きよう。

そういった意識で死を前向きに、ポジティブに捉えているのですね。

経営者に限らず、一人の人間として、このような「死生観」というのは、持っておくべきです。

実際に誰もが知る“スティーブ・ジョブズ”も、毎日鏡の前で

「もし今日が、人生最後の日なら、自分は何をする?」

という問いかけをしていた、と言います。

彼のような成功者だからこそ、世間や周りからのノイズに惑わされず、自分の心や直感に従って行動することを、大事にしていたのでしょう。

「死」をリアルに感じられなくなった私たちは油断すると、「永遠に生き続ける」ように、毎日を惰性で生き続けてしまいます。

その結果、病院のベッドの上で「こんなはずじゃなかった」「あの時、ああしとけば…」と、人生を悔いることになってしまうのです。

だからこそ、とても難しいことではありますが、「自分だって今日・明日死ぬかもしれない」というように、普段から死を意識して行動をする。

人生を主体的に、新しい変化を積極的に取り入れながら、チャレンジしていく。

会社経営も、それ以外のプライベートの生活でも。

あなたがもし、そんな意識で生きることができれば…

ただただ惰性で生きた人たちとの間には、決して埋めることのできないモノが、積み上がっていくはずです。

メルマガ抜粋

~☆☆☆~

石田より

『今日を精一杯生きることに人間の幸せがある』
田中真澄 (著述家 講演家)

目的をもって生きることで、人生はよりよくなっていきます。

ただ、生きるだけなら動物と変わりません。
人間は考える能力を持っています。

ナポレオンヒルも考えて豊かになると言っています。

漠然と生きていると宝の持ち腐れで能力も発揮されず漠然とした人生になりますが、自分の人生は自分でどう生きたいか想像することができます。

そして、それが本当に努力も惜しまないくらい望んでいることであれば、実現していき、より豊かになっていくことができます。

人生の大海原に航海に出れば、嵐に出会うかもしれませんが、違う世界を見ることができます。

嵐を恐れて、港を出なければ、せっかく船を持っていてもそれを使わず宝の持ち腐れになってしまいます。

港にいれば、絶対に嵐に合わないわけではないではありません。

実際は何をしていなくても台風が来れば、嵐は避けられません。

ある程度、嵐を予測することで、乗り越えることができ、乗り越えられかったとしても大きな痛手を負わなくて済みますし、乗り越えた先にはすばらしい世界が待っています。

毎日つまらないと感じていたり、生活や仕事で精一杯だと感じるなら、本当はどうしたいのだろうと考えてみるといいかもしれません。

なにをしたいかわからない場合は、したくないこと、なりたくないことを考えるといいようです。

その逆がしたいこと、なりたいことだからです。

夢はこれほしい、あれほしいな、あれ食べたいな、というのと同じなのですが、夢がないと思っている人は、どこかでより多くを望んではいけない、もしくは望んでも叶わないと思ってしまっているだけのようです。

私たちは夢の大きさに応じて、努力ができるようになり、能力も引き出されていきます。

せっかく使い切れないだけの能力を持って生まれてきたのですから、それを使わないともったいないですね!

失敗を恐れてチャレンジもせず、何もしなければ、悔いは残るかもしれませんが、目的(理想の未来をイメージ)をもって、今日一日精一杯生きていれば、いつ死んでも悔いは残らないと思います。

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