博士のつぶやき

RASとPI3Kαを阻害することで、がん細胞の成長を抑える研究が今週のサイエンス誌に発表されていました。
阻害剤は研究者がデザインしたペプチドです。

最近の製薬研究では、植物由来の物質が候補に上がらなくなってきました。
現在の医薬品は植物由来が多いのですが、あと1〜2世代後には、希少になるかもしれません。

RASといえば、ノニの抗がん作用を証明した、最初の論文です。

1993年、慶應大の平松&梅澤先生の仕事でした。

Cancer Lett. 1993 Sep 30;73(2-3):161-6.
「Induction of normal phenotypes in ras-transformed cells by damnacanthal from Morinda citrifolia」

 

 

https://www.science.org/doi/10.1126/science.adz4117?fbclid=IwQ0xDSwL2QhBleHRuA2FlbQIxMQABHouyrwmVZL3NrvEHbuEAfTRg8AbjBiGNi9MNFxqRZIQw-LDBMEagZ5l13nn7_aem_Eyhn3CRiLvL98NZ8ETMSxA

 

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