【夏を遊ぶ１９】

【夏を遊ぶ１９】

「水を差す」って表現が有りますよね。
料理の時には文字通り水を入れて、温度を下げるとか、粘度や味の調整をする時に使われますが・・・。

それ以外では、邪魔するとか、横やりを入れるとか、関係性にチャチャ入れるみたいなニュアンスで使われる表現。

流れや、内容や、関係性を薄めちゃう等あまり良い感じには使われていませんが、こと料理に関しては無くてはならない大事な手法(^_-)-☆

長時間の煮込み料理では、途中で水を差さないと煮詰まって味が濃くなりすぎるし、場合によっては焦げちゃう。

蕎麦や、うどんや、豆を煮る時特有の、「びっくり水」って呼ばれる差し水技法を聞いたことが有ると思います。
「びっくり水」は茹でている最中の噴きこぼれを防ぐだけじゃなくて、一度温度を下げることで材料の表面を引き締めて、煮崩れを防いだり、芯まで均一に熱を通すための大切な技法。

当たり前ですが、茹でたり、煮たりする時の水の役割はそれだけ大切なんですね。

今回は敢えて、食材の水分だけでの炒め煮料理。
それぞれの季節に「無水料理」の美味しいのが有りますが、今回は夏野菜の香りをシッカリ楽しんで、その上スタミナも付けます。

もう一つ、重い無水鍋も使わずに手軽に行きます。

レシピは次回に。

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MCA代表
プライマルコーチ
AGEレスフードコーディネーター
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
シナプソロジー普及員
三吉健心

人を大切に、食とコミュニケーションで心と体を整える「チームMCA」