【美味しい会の御報告】
《プロテイン素材で遊ぶ》を一回お休みさせて頂きます。
今日は月に一回の「グラスフェッドビーフを食べる会」。
完全放牧で、100%牧草だけを食べて育った牛さんのお肉を頂く会。
実は一般のお肉はグレインフェッド(穀物を食べる)と言う育て方をしています。
出荷前の一定期間、高カロリーの穀物を食べさせて、短期間に体を大きくして、肉質を改変して、サシを入れて送り出すスタイルで、市場に出ているビーフの90%以上がこれ。
穀物の選び方、ブレンドの割合等が肉質やサシの量、色に関わるポイントで牧畜家の腕の見せ所とも言えます。
運動量も抑えさせて大きくふくよかに育てているので、ソフトでジューシーなお肉に仕上がっています。
グラスフェッドビーフには、ほとんどサシは入っていないし、牧草の栄養価は高いけどエネルギー量が少な目なので穀物育ち程大きくなれない。
イメージとして、グレインフェッドはシットリとした柔らかいお肉を、脂の甘みと香りで楽しむ。
だから、ビールで流し込んだり、重めの赤ワインが美味しく感じる。
グラスフェッドは、赤身と脂身がしっかりと分離していて、シッカリとした肉が草原の香りをまとって、大地を感じながらガシガシいけるって感じでしょうか。
お好みだし、体調や、シチュエーションでも違いますが、野趣を感じさせるグラスフェッドってとても良いですよ。
もう一つとても大切なこと。
完全放牧は、放置しておくと荒れ放題になる草原をモグモグ、ムシャムシャと剪定をして、消化吸収後の落とし物をヒヅメと言う優れた耕運機で土に馴染ませ耕し、生命の循環を豊かに回してくれます。
草食動物が生活しているところだけで命が循環するオーガニック、ピュアな有機栽培です。
二酸化炭素による地球温暖化が問題になっていますが、飼料の生産、肥育、排泄物の処理が別々に、大量に行われるようになって生じた弊害って言う事実が意外に知られていないのが残念なんです。
完全放牧では、元々土の中にある炭素が植物を育て、草食動物が食べて代謝され土に戻り空に昇り、雨となり大地や水を育て、そして又植物を育てる。
一部の隙も無い、無駄の無い炭素の循環が何十億年と言う長きに渡って地球を支えてきました。
水も同じです。
経済効率を求め、大量生産、大量消費、単一栽培等が広まり人間だけは刹那的な豊かさを手に入れたように見えますが・・・。
そんな勉強もしながら、地球を守ってくれている牛さんのお肉を楽しく頂く会。
自然のバランスって凄いなって、毎回感じさせてくれます。
感謝。
グラスフェッドを、共同購入で安価に提供してくれている、下記の本の著者も見えて炭素の循環や、グラスフェッドの講演をしてくれます。
枡田浩二著
「30代からの女性のワガママを叶える Primal Diet」
(Primalは大元のとか最初のとか原始みたいな意味です)
#MCA #AGE #AGEレス #簡単料理 #料理教室 #プライマル #ケトジェニック #三大栄養素 #PFCバランス #プロテイン #タンパク質 #グラスフェッドビーフ #完全放牧 #牧草牛
MCA代表
プライマルコーチ
AGEレスフードコーディネーター
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
シナプソロジー普及員
三吉健心
人を大切に、食とコミュニケーションで心と体を整える「チームMCA」
コメントを残す