みなさん、おはようございます~
あなたは何を目的にその作業をしていますか?
今、ミンダナオ島にあるナチュレハニーを作っていただいている農園に来ているのですね~
ここはココナッツだけでなく他のフルーツやお野菜も栽培しているのですね~
ここでは農園で使う肥料を敷地内で自分達で作っているのですね~
外から肥料を持ってくることはないのですね~
どうやって肥料を作るのでしょうかね~
肥料を作る目的のために山羊さんや牛さんを飼っているのですね~
彼らに与える餌は農園の中で生えている草や木の葉なのですね~
同じオーガニック栽培でも単一作物栽培を行うとこんなことはできないですね~
多様な種の草木が同じ土壌にとなりどうしで一緒に生えていて始めて成立する農法なのですね~
バイオダイバーシティ、「生物多様性」というのですね~
最近、日本でもダイバーシティという言葉が使われるようになりましたが、自分が食べているものがバイオダイバーシティで育っているかどうかなんて気にしている人はあまりいないように思いますね~
食の健康にはとても重要なことだと思いますね~
この肥料のベッドに山羊の糞とGliricidiaの葉をまぜて、ヤシの葉で日陰を作るのですね~
すると、約1~2カ月発酵させるとミミズ堆肥が出来上がるのですね~
排泄物も2カ月もおいておくと生命の成長させてくれる肥やしになるのですね~
このように作られた土壌では、他の栽培法と比べて二酸化炭素をたくさん取り込んでくれるのですね~
そしてたくさんの栄養を蓄える健康な作物が育つのですね~
私達はラベルには表示できない生命の力があることを信じているのですね~
この農園は海外数か国に輸出していることもあり、オーガニック認証を取得しているのですね~
私たちの製品もオーガニック認証マークを載せることもできるのですが、今のところはあえてパッケージに印刷はしていないのですね~
この農法は、再生農業と呼ばれていて、外からオーガニック肥料を購入したり、単一作物栽培を行って作られた製品と比べると、とんでもなく非効率なのですね~
そして品質も全く違うはずですよね~
それなのに、同列で比較されるのはたまらないと思うのですね~
それでも、オーガニック認証のマークがある方が製品を届けやすいという声もたくさんnいただきますので、それもそおとおりだな~と思うのですね~
とても悩ましい選択ですよね~
農業の慣行化が進むなか、このような農園は、数は少ないですが、存在しているのですね~
そして彼らは同じ農法を志す農家たちに研修を提供しているのですね~
伝えて、試してもらったら、その中でまた同じ農法で成功する農家も出てきますよね~
さまざまな試行錯誤でうまくいくこともありますが、たくさん失敗しながら、それでも伝え続けている姿に、私も自分を重ねてしまいますね~
共通の目的のために、作業内容は異なりますが、一緒に作業ができていることを改めて認識することで、とても嬉しくなるのですね~
この農園のもう一つの目的は、地域のコミュニティを農園を基盤にして活性させるのですね~
地域の固有民族も含む120名を雇用しているのですね~
市場は競争や価格で大きく変動しますが、海外のバイヤーからの発注も急に途絶えたりするのですね~
そうすると、当然のことですが、現実的な問題として、大きな経済的ストレスがかかるのですね~
その中でも簡単にやめることができないのが、コミュニティを作る仕事なのですね~
市場が大きく移り変わる中で安定して発注をしてくれる生活科学研究会はとても感謝をされているのですね~
これは皆様への感謝なのですね~
なかなか、このようなことをお伝えする機会ありませんが、今一度大きな感謝をお伝えさせていただきたいですね~
皆様の毎日の商品の利用が今日も農園で作業する地元の家族の生活の営みを支えているのですね~
これが本当のネットワークだと思いますね~
先代はいつも言ってたのですね~
「電話の相手の鼓動や呼吸を感じながら話すんだよ」
僕はあまり電話は使いませんが、消費と生産が一つになれるように、もっと自分を磨きたいと思いましたね~
山羊さんの落とし物からできた肥料です~
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