■困難と奇跡の物語
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生まれてからずっと
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彼女の人生は困難だらけでした。
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22人うちの20番目として、ウィルマちゃんは生を受けましたが、彼女は未熟児だったため、生存の可能性はとても低いと考えられていました。
スラム街で生まれたこともあり、生活は貧しいものでしたが、それでもなんとか生き延びた矢先・・・、
4歳の時に“肺炎と猩紅熱の合併症”に掛かってしまいます。
その結果、彼女は左足が麻痺して動かず、「一生歩けないでしょう」と診断され、補助具の助けを借りずには歩けなくなりました。
それでも母は「大丈夫、歩けるようになるわ!」と言い聞かせ、彼女は母の言うことを信じました。
運動が大好きだった彼女は補助具を付けながらも元気いっぱい遊んでいたそうです。
バスケットボールなどをして遊んだ後は、きょうだい達に足のマッサージをしてもらう、そんな日々を過ごしていました。
12歳になる頃、ようやく補助具無しでも生活ができるようになり、毎日のようにバスケットボールをやっていたため、彼女はスポーツ選手を目指すようになります。
その頃、身体能力が評価され、陸上の部門にもスカウトされましたが、彼女の最初のレースは、残念ながら最下位。
それから数年間は何度も最下位を経験しています。
ですが、これまでに何度も困難を乗り越えてきた彼女は数年の猛練習の結果、初めてレースで優勝しました。
しかし、彼女はそこで止まりませんでした。
1956年に行われたメルボルンオリンピックに出場し女子4×100mにて銅メダルを獲得。
また、バスケットボールでは高校時代に州記録を得点し、チームを州のチャンピオンに導きました。
そして、1960年に行われたローマ夏季オリンピックで3つの金メダルと世界記録を打ち立て、【世界最速の女性】との称号が与えられたのです。
そんな彼女の残した名言を最後にご紹介しますね^^
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「ほんとうの競争相手?それは自分自身。」
by ウィルマ・ルドルフ
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これは数多の困難を乗り越えてきた彼女らしい名言ですよね。
ウィルマ・ルドルフさんは、「黒いガゼル」「黒い真珠」とも呼ばれた奇跡のスプリンターです。
目の前に困難が訪れたときに、神様のメッセージだと気付けると、解釈が変わってくるはずです。
メルマガ抜粋
~☆☆☆~
石田より
人は安易な方法ややり方ばかり探しますが、その先に待っているのは挫折しかないようです。
実力もつきません。
筋肉もある程度の負荷をかけないと、大きくならないように人間の脳も精神も、毎日同じことをしているのでなく、無理は禁物ですが、続けられる範囲で刺激を与えていく必要があります。
試練や困難は私たちが成長するために、与えられたものと考えるといいようです。
成長することで違う世界が見えるようになり、望んだ世界を叶えられるようになります。
見えるものや現実だけにこだわっていると、現実は変えらませんが、見えない世界を意識し、自分の考え方や物事のとらえ方を変えていくことで行動が変わり、現実は変わっていきます。
運命は別名は想いとも言われています。
私たちの日ごろの心がけや思い次第でどうにも変えていけます。
ただ、すぐに変化は起こりません。
イメージできたことはできる可能性があるのですが、現実になるまでタイムラグがあるのです。
筋肉がすぐにつかないように今日明日で習慣を変え、別の考え方をもった人間になることはできません。
いきなり大きな変化を期待したいところですが、それだと潜在意識の抵抗にあい挫折してしまいます。
毎日コツコツ小さなできることを積み重ねることでやがて大きな変化につながっていきます。
目先に結果に一喜一憂せず、自分の目標や夢に近づくことを少しでもやっているなら、それを続けることで積み重なっていきます。
数学的に紙を23回でスカイツリー26回折ると富士山くらいの高さになり、42回折ると月に届くそうです。
最初は折っていていても大したことのないことも回数を増やすことである時から目を見張るような結果になるというたとえです。
人生の結果もそうだと思います。
まずは自分自身の潜在能力を信じれるようになること、そしてどうなりたいか考えること、そのために毎日コツコツ努力することを時間と年数を積み重ねていけば、ある時10年前の自分では到達できなかったところに達することができます。
これは人と比較するものではありません。
自分がなりたいものに自分の最大限の能力を引き出し使っていけば、なることができます。
そのために制限のある信念を外していきましょう!
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