【放任主義の牛と出会う4】
「グラスフェッドの特徴と美味い食べ方」
お肉に火を通した時の、ジューシーさと柔らかさを保ってくれるのは脂。
穀物育ちのサシが入ったお肉(グレインフェッド)は、ある程度シッカリ火を通しても脂が食感を保ってくれます。
勿論、極端な焼き過ぎは脂が流れ出て、実が細って、甘みが無くなり悲しい状態になりますが・・・。
牧草育ちのお肉(グラスフェッド)は、脂と肉がシッカリと分離して、肉は肉の味わいが有って、脂は脂の味わいが。
その味わいを活かすポイントが火の通り加減。
火が通りすぎると、サシの少ないグラスフェッドは固くなってパサつきます。
又、草原を歩き回った彼らは、筋肉質なので生状態だと中々噛み切れない程の腰が有ります。
実は、味わい深く、噛み応えも最高の状態をもたらすのは、お肉の「中心温度」。
これを掴めば最高のグラスフェッドを楽しめます。
このポイントはグラスフェッドだけじゃなくて、グレインフェッドのモモ肉やヒレ肉を楽しむにもスゴーク役立ちます。
サーロインのようなサシの入ったお肉の味わいにも変化を加えられて三吉は好きです。
焼き過ぎても生でもなんて思うと「難しい」と感じられるかも知れませんが、どこの御家庭にも有る道具で下ごしらえすれば、簡単に、確実に仕上げられます。
MCA料理教室で
実習して参加者の皆さんにスゴーク喜ばれた技。
種明かしは次回。
MCA代表
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
AGEレスフードコーディネーター
三吉健心
人を大切に、食とコミュニケーションで心と体を整える「チームMCA」
MCAブログが綺麗に見やすくリニューアル
MCA「簡単AGEレス料理レシピ」バックナンバーは
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