【「老人力」対応料理 その13】
「(満腹)を知って整える その3」
糖質の摂り方に関しての常識が、大きく変わったと言う方もいらっしゃると思います。
「満腹」を知って、上手に賢く「糖質」をコントロールしてくださいね。
糖質と言うと御菓子や甘いジュースを連想される方が多いと思いますが、白米にも一定の注意をして下さい。
産婦人科医師の宗田哲男先生(妊娠糖尿病と言うのが有って、それらをコントロールするのに深く糖を研究されている先生です)が『ケトン体が人類を救う』の中で、お茶碗一杯のご飯の糖質は角砂糖17個分で、食後血糖値の変化もお砂糖とそっくりと言うデータを紹介しています。
食後血糖値は前回御伝えした、御飯の後に血液の中をウヨウヨ漂う糖の量のこと。
角砂糖17個は食べられませんが、御飯だと美味しく頂けちゃう。
だからご飯の食べ方、タイミングは結構大切なんです。
上手に満腹中枢を満足させてあげると、美味しく無理なく糖質も栄養バランスもコントロールできるって言う仕掛けです。
満腹を感じる道筋はいくつか有ります。
時代と共に少しずつ学説にも変化が有りますが、ザックリ言って。
歯根にセンサーが有って、何回刺激を受けたかを脳に送ってどれだけ食べたかを判断。
なので、ゆっくりとよく噛んで食べると満腹を感じやすい。
微量栄養素の量やバランスが一定レベルに達すると、脳がもう十分だよって体に教えくれて気持ちが落ち着く。
食べ物が胃袋を内側から押して、お腹が張って感じる物理的な刺激。
この三つが揃って、満たされた気分で御馳走まってなるわけです。
そこでどんな食べ方をすれば三つの条件がそろいやすいかを次回に。
MCA料理教室は、豊かな会話に、ゆったりとした試食タイムで楽しく満腹中枢を刺激します。
宜しければ遊びに来てください。
詳しくは
MCA代表
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
AGEレスフードコーディネーター
三吉健心
人を大切に、食とコミュニケーションで心と体を整える「チームMCA」
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