博士のつぶやき

急性の痛みから、慢性の痛みに移行するときがあります。よく考えると、不思議な現象です。メカニズムもわかっていません。
急性の痛みが起きた後、好中球が活性化すると、慢性痛に移行しない。という報告です。

興味深いところは、急性の痛みの時、抗炎症薬を与えると、慢性の痛みになりやすい。ってとこです。
好中球が活性化しないからのようです。痛みの生じる炎症では、体の免疫を活性化させ、自然の治癒課程を終わらせた方が良いようです。

https://www.science.org/doi/10.1126/scitranslmed.abj9954?fbclid=IwAR0L3XIUKmk6lBKd0DgD5Ajpmf7i_rJxL9z_njC1hZkmRfzCdgysJ1KGxgw

 

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