「満開の桜が教えてくれること」

 明日から4月。
いよいよ新年度ですね。
今年の関東は、ちょうど桜の開花時期に気温が急上昇したこともあって満開になるのが早く、近隣では有名な町田市の恩田川の桜も、川面に触れるばかりに枝をいっぱいに伸ばし、行きかう人々の目を楽しませています。

 アメリカ留学から帰国して、その恩田川沿いの都営住宅に入居した40年前、川沿いに植えられた桜の並木はまだ若木でした。
その頃小学生で恩田川を遊び場にしていたわが家の子どもたちも桜の木と同じように成長し、今では親となって子育てに邁進しています。
桜も人も、時の流れと共に成長しますね。

 数日前、かつて胆石膵炎で入院したことのある近くの総合病院を訪れました。
その病院は敷地内もそうですが、周囲が桜の名所になっています。
満開の桜を見て9年前のことを思い出しました。
痛みがようやく治まって院内を歩けるようになったある日、看護師さんから「桜がきれいですよ」と言われました。
ピンと来ませんでした。
4階にあった私の病室の窓からは隣のマンションしか見えませんし、第一、おなかの痛みがひどくて桜のことなど考える余裕がなかったからです。
屋上に上がってみました。
息をのみました。
薄いピンクの桜がまるで病院の建物を包むかのように咲き誇っているのです。
入院中の痛みや苦しみが魔法のように体から抜けて、次第に力が湧いてくるのを感じました。

 植物の営みは私たちにいろいろなことを教えてくれます。
大学受験で東京の叔父の家に泊まったときに、庭の手入れをしていた叔父がこう言ったものです。
「植物は嘘をつかないからね。手を抜くと枯れるけど、手入れをすればちゃんと成長してくれるんだ」。
叔父のこの言葉は、その後の私の人生を支える指針となりました。
そして『7つの習慣』と出逢ったときに、「農場の法則」としてよみがえってきました。
こうあります。
「真の誠実さや根本的な人格の強さがなければ、厳しい状況に直面したときに本当の動機が露わになり、関係が破綻し、結局のところ成功は短命に終わるのである」
(p.14)。
人も植物と同じで、付け焼刃ではだめだということですね。

 歳月を重ねながら毎年決まった時節に忠実に満開の花を咲かせる桜。
その姿を眺めながら、「あるがままの自分、人格が、どんな言動よりもはるかに雄弁」(同上)であることを心に刻みました。

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