「人生の応援団長に」

先週の金曜日、3月11日は、東日本大震災から11年にあたる特別な日でした。
今年は、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大と、ロシアのウクライナ侵攻という第3次世界大戦に直結しかねない暴挙に世界中が心を痛めている中での3.11でした。
皆さまはどのような想いでこの日を過ごされたでしょうか?

そんな無力感を震災の時に少しだけ和らげてくれたのが、「寄り添う」という言葉でした。
「そばにいますよ。必要な時にはいつでも一緒ですよ。力になりますよ」との想いを心に強く抱くことによって、その想いが必ず届くという考えです。

白血病からの復活を果たした競泳の池江 璃花子選手。
母親である池江 美由紀さんが産経新聞に毎週エッセイを寄せています。
6月にハンガリーで開かれる世界選手権への派遣選考会が先週開かれました。
個人種目で派遣記録を突破するとの並々ならぬ決意で臨んだ池江選手でしたが、思うような結果が得られずに自信を失っていました。
残すは最終日の1種目だけ。
テレビに映し出される暗い表情を見て、美由紀さんはいても立ってもいられずに宿泊先のホテルに行き、池江選手をドライブに連れ出します。

「病気さえしなかったら」と泣き崩れる池江選手に美由紀さんはこう諭しました。
「闘病の日々、生きたいと思った、また自分の足で歩けるようになりたい、外の空気を吸いたい、友達に会いたい、おいしいものを食べたい、そして何よりも泳ぎたい…。派遣とかメダルとかそんなことより、大好きな水泳ができること、泳げることを楽しんで」。
そして美由紀さんはエッセイの中で、一つの大切な原則を実践します。
「もうここで親としての役割はおしまい」。
そうです。
美由紀さんは親として池江選手に「寄り添った」のでした。

翌日の100メートルバタフライ決勝では、派遣記録にわずかに届かなかったものの、池江選手はのびのびとした泳ぎを取り戻し、優勝を勝ち取りました。 美由紀さんはエッセイをこう結びました。
「子どもの人生の応援団長は親に他なりません」。

私たちも、「寄り添う」ことによって互いに人生の応援団長になりませんか。
世界中の苦難の中にある人々が、寄り添ってくれる応援団長を求めています。
人生は「幸せづくりの共同作業」なのですから。

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