『自分を反省する人にとっては、体験することのすべてが、自分を向上させる栄養剤となる。
人に責任を転嫁する人にとっては、思ったり、考えたりすることが、そっくり自分を傷つける凶器となる。
前者は善に向かう道を開き、後者は悪に走るきっかけをふやす。
その違いは天と地よりも甚だしい。』
菜根譚
~☆☆☆~
石田より
反省するとは自分を責めることではありません。
駄目だと思えばますますだめになっていきます。
ある意味罪を犯してしまう時はセルフイメージが
下がっているときかもしれません。
1万円を奪って逃げたというのは自分は1万すら、稼げないと思ってしまっているのです。
反省はもっとここを改善すれば良くためにします。
伸びしろなのです。
人間は完璧な人はいないようです。
自分は完璧だと思ったら傲慢になり、それ以上努力しなくなり、成長もストップします。
これが衰退し始める原因のようです。
現状維持は退化といわれるように、現状を保つには最低限どんなことでもいいので、より以上のものを目指したほうがいいようです。
筋肉も脳もすべてを使いきって、死んでいく人はいません。
筋肉も脳も若々しい人は日々、トレーニングしている人です。
若いときと同じようにできなくても、経験と知識を使って、効率よく脳と体を鍛えられるようになるかもしれません。
実際に90歳になってスキーが上達し、滑れるようになって人もいるようです。
本人がやる気(興味 価値を感じる)がなければ何もできません。
人生の後半に大成功する人がいますが、生きていれば、いいことばかりでなく、悪いことも起きたりします。
ただ、その悪いことがきっかけで転機が訪れ、もっと人生が良くなっていくかもしれません。
出来事はコントロールできませんが、意味づけは、コンロトロールできます。
何か問題が起きたとき人のせいにするのは簡単ですが、これだと現状を打開できません。
人のせいにしたり何かのせいにすればするほど、コントロールできなくなります。
過去(起こってしまったこと)と他人は変えられません。
変えられるのは自分と未来だけです。
これから何をするかで未来は変わっていきます。
未来を変えるには自分の考え方や習慣を変えることです。
常に今も過去になっていきます。
私たちはこれから未来に得るだろう
健康
お金
人間関係
人生全般
すべての結果はこれからどう考え、どう行動するかにかかっています。
自分は駄目だできないと思ってしまったら、思考が停止しアイディアも浮かばなくなり、行動できなくなります。
事実は自分ができないと決めない限り、できないことはないようです。
できると思い、自分がどうなりたいかが、明確になれば、後は脳が必要な人、物、情報に気づきやすくなり、引き寄せるようになるようです。
引き寄せられない、現実が変えられないのは、現実に振りまわれているか、自分の思考がネガティブに傾きすぎているだけのようです。
全くネガティブに考えない人はいません。
あまりポジティブすぎると大借金したり、詐欺にあいやすくなるかもしれません。
これは自分を守るためにリスクヘッジとして、必要な思考のようです。
ただ、こればかりだと守りだけで現状維持か退化になってしまう可能性があるので、人生はよくなりません。
そうならないために意図的にポジティブシンキングを癖付けしていく必要があります。
ポジティブになるためにネガティブなニュースや情報はできるだけ避け、必要最小限にし、ポジティブな情報に触れるようにしていけば、人は環境に影響を受ける生き物ですからそうなっていきます。
人生を良くし、向上させるにはチャレンジが必要なように、守りばかりでなく攻めも必要ですね!
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