いよいよ今週、東京オリンピック2020が1年遅れで開幕します。
開催の是非や観客の問題をめぐっては議論がありますが、まずは4年に一度のスポーツの祭典を自国で開催し、日本という国の姿を海外に広く発信できる機会を得たことを国民の一人として素直に喜びたいと思います。
自国での熾烈な競争を勝ち抜いてオリンピックの晴舞台に立つ世界トップクラスのアスリートたちがこの日本の地でベストのパフォーマンスを披露できるように、テレビの前で声援を送りましょう。
同時に、この暑さの中、コロナ患者の治療やワクチン接種に奔走される医療関係者がおられることを忘れないようにしたいものです。
私たち一人ひとりができる大切なことは、感染を広めない努力を続けることに他なりません。
健康と衛生の習慣を継続することにより、内から外から、防御の限りを尽くしましょう。
14年務めた会社を退職して半年が過ぎました。
もちろんコロナによる自粛もありますが、あれほど頻繁に利用していた飛行機も新幹線も縁遠い存在になり、家を拠点とする生活にどっぷりつかっています。
当然のことですが、家にいることが分かると、妻も近所に住む娘もこれ幸いと私をあてにして、いつの間にか「じいじ」の存在は家事の一部にしっかりと組み込まれてしまいました。
特に1歳になる孫娘はかわいい盛りで、ことのほか「じいじ」のことを気に入ってくれています。
このように密な孫との関わりはこれまでありませんでしたから、幸せだと思っています。
私のプランとしては、来年早々新たな仕事に本格的に取り組む予定ですので、ちょうど手のかかる今の時期に孫育てに集中できることはいいタイミングだったかなと思っています。
講演会などでよく話すことですが、私は天が授けてくれた賜物の一つに「時間」があると考えています。
初めて住宅ローンを組んだ時のことですが、やっていけるかどうか多少の不安を感じていた私に尊敬する会社の先輩がこうアドバイスしてくれました。
「ローンのことはすぐ忘れますよ」。
確かに、数か月すると毎月預金口座から自動引き落としされるローンの支払いに心が向くことはありませんでした。
時間の経過と共に、残った少ない予算で生活することに慣れていったようです。
もちろん、やりくりを任された妻の苦労は並大抵ではなかったとは思いますが。
この「時間」という恵みを積極的に使いたいと思います。
「もう半年しかない」と言って過ぎ去った過去を悔やむのではなく、「あと半年ある」と考えてポジティブに取り組みましょう。
過去半年間で見えてきた新たな事実もあると思います。
それらを組み込んで今後半年間の目標達成計画を練り直しましょう。
思い出してください。
「今日は残りの人生の最初の日」なのですから。
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