「風の時代」を幸せに生きるための「軸」

「アクシス(Axis)」は「風の時代」を幸せに生きるために欠かせない「軸」を意味します。
人生の揺るぎない「軸」のヒントをシリーズでお送りします

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「Module 0/Human Development」のサイトのオープンから2週間が過ぎました。
ご覧いただけたでしょうか。
私の方には今後を期待するメッセージがいろいろと寄せられています。
まだまだスタートしたばかりで、これからどう発展していくのか私としてもとても楽しみです。
ご意見やご質問がございましたらどうぞよろしくお願いいたします。
「フィードバックはプレゼント」ですので。
また、できましたらサイトのご紹介もお願いできればと思います。
少しでも多くの方々にとって、「Module 0」の世界が真の「生きがい」とは何かを考える一助となればと願っております。

さて、今回は「Module 0」を支える基本軸の一つ、「人の真の価値を理解すること」についてご紹介しましょう。
私たちは、人は「不完全ながらも無限の可能性を持ったかけがえのない愛すべき存在」であると考えます。

人は不完全です。
完全な人なんて存在しない。
どんなに立派な人でも弱点はあります。
私なんかも、「こうしよう、ああしよう」と決めてもついつい後回しになって予定通りに達成できなくなるし、誘惑に負けて食べ過ぎたりなんてしょっちゅうです。
そんな嫌な自分を隠そうとする人もいますね。
最悪なのは、うまく隠せていると思っているのは自分だけ、いわゆる「裸の王様」状態です。

大切なのは、その「不完全さ」を自覚して謙虚になることです。
これができると「引き寄せ」という魔法がかかります。
足りない部分を補ってくれる人がどこからともなく現れる。
不思議ですね。
私の人生はこれの連続でした。
ですから、できないことはできないと正直に言いましょう。
人は独りでは決して可能性を最大化することはできないのですから。

同時に、人は「愛すべき」存在であることも心に留めましょう。
「愛する」とはどういうことでしょうか。
明治時代に“love”という言葉が初めて日本に伝わってきた時に、「お大切」と訳されたのをご存じでしょうか。
当時の人々は「愛するとは大切にすること」と捉えたようです。
素晴らしいことです。
まずは自分からスタートしましょう。自分を大切にしてください。
どうやったら「自分を大切に」できるでしょうか。

先日、心理カウンセラーの衛藤 信之さんの講演をオンラインで拝聴しました。
こうおっしゃっていました。
「『自己肯定感』と『利他心』はセットです」。
つまり、「自分を大切にする人は人も大切にする」ということです。
「えっ?」と思われるかもしれません。
でも本当です。
人の役に立ちたいと思って真剣に努力した時のあの喜び。
皆さまも少なからず経験があるのではないでしょうか。
その喜びが内面の奥深いところに働きかけて人格を高めるのです。
人は「不完全ながらも無限の可能性を持ったかけがえのない愛すべき存在」です。
このことをしっかりと心に留めながら、「生きがい」を追求していければと思っています。