1347~1353年の間に、黒死病(ペスト)が流行り、人口の3~4割が亡くなりました。このとき、ペスト感染に強い体質の人が残りましたので、西欧ではある種の遺伝子が選択されてています(例えば、NOD2)。
COVID-19では、イタリアの死亡率が高いことが知られています(中国が2.3%のところ、イタリアが7.2%)。もしや、体質の違いでは!と仮説をたて、ACE2の遺伝子とかをデータベースで調べてみました。
よくよく見てみると、イタリアでは高齢者の感染者が絶対数として多い。もっというと、イタリア人では90才以上の犠牲者が多い(中国では90代以上の死者はゼロ)。
どうやらこれは高齢化による違いのようです。一般的なイメージとしては、イタリアの高齢者って元気で交流範囲が広そうですもんね。
ちなみに、韓国の死亡率は1%程度です。これはテスト数が多いため、母数が多いからのようです。
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