起業して、うまくいっている経営者というのは
子供の頃に、「父性」で育てられた人が多い、
と私は感じています。
「父性とは何か?」と言えば、母性の反対です。
母性というのは、優しさという愛ですが、
父性というのは、厳しさという愛です。
誤解をしないでほしいのですが、もちろん
男性も母性の部分を持っていますし、
女性も父性の部分を持っています。
「男性はこうあるべき」といった
ジェンダー論を押し付けたいのではありませんので、
ご理解下さい。
さて、ここからが本題です。
子供の長い将来のことを考えて、
時には突き放し、時にはあえて失敗させ、
自立を促すという厳しい愛が、父性です。
それに対して、子供が失敗しないようにと、
「体育着持った?」
「今日は何時に帰ってくるの?」
「学校が終わったら、すぐに帰ってくるのよ」
と、過保護や過干渉と言えるくらい
庇護してあげる優しい愛が、母性です。
この、母性には負の側面があり、
子供が親に「依存」しやすくなります。
(正確には、親も子供に依存しているのですが。)
ですが、起業家に求められるのは「自立」です。
「何かあったら、誰かが責任をとってくれる」とか、
「失敗したら、親のせいだ」とか、
そういうメンタルでは、
ビジネスは絶対にうまく行きません。
ビジネスで最終的に責任を取るのは
企業のトップである起業家、経営者しかいないからです。
自立していない経営者しか生き残れないのが、
ビジネスの厳しい世界です。
メルマガ抜粋
~☆☆☆~
石田より
7つの習慣でも依存から自立することの
大事さを話しています。
初めはいいですが、守破離といわれるように
いつまでもなんでも
やってあげると人は育たなくなり、
自立できなくなります。
与えすぎはよくないようです。
与えすぎるとその結果誰かがいないといけない存在になり、
自分で考えて動けなくなります。
親が子供を育てるときに失敗してしまう例かもしれません。
浮浪者が浮浪者から抜けきれなくなるのも
このためなのです。
かわいい子には旅をさせろと言いますが、
ある程度失敗させたほうがそこから這い上がることで
強くなれます。
何でも支持してしまうと支持しないと動けなくなります。
ある程度自由にさせる事、自分で考えさせること
きっかけを作って、教えを求めてきたら教え
最終的に自分で考えて動けるようにしていくことで
そういう人が増えれば増えるほど
レバレッジが効き大きな組織ができていきます。
成功するかしないかは能力でなく、その人自身が
できると思えているかどうかにかかっています。
できると思えばできる情報を探し出しますが、
できないと思えばできない理由を探し、
思考の停止し、あきらめて挫折してしまいます。
成功する人は考えるのをやめなかった人だと
いうことも言えます。
すべての行動や結果は思考からきます。
誰もが無限の能力を持っています。
ただ、自分で考え、柔軟に選択する力を身につけていかないと
自己肯定感も低く自信が持てるようになりません。
成功できると確信が持てないため、
できない理由が目につき、
考えるのをやめてしまいます。
成功は成長した結果です。
問題は問題でなく成長するための課題です。
問題があるから人は成長することができます。
問題は避けて通るのでなく、乗り越えていくものだそうです。
ある程度やるだけやって、だめな時は
回避することも必要ですが、何もせずに
避けてばかりだといつまでたっても負け癖がついてしまいます。
成功者は問題おめでとうと言うそうです。
成長するチャンスだねと喜んで受け入れるそうです。
乗り越えることで成長することができ、
成長した先に成功があると思っているのです。
多くの人は1回か2回うまくいかないとやめてしまうか
1回もやらずに諦めてしまうようです。
うまくいかないからやめるのでなく、
うまくいかなければ、やり方変えてもう一回の
精神を身につけていきましょう!
私たちは自分の中に自動達成装置とモリンダという
自分の望んだ人生を手に入れる最高の手段を持っているのですから
あとは成功するまで考える(質問する)のをやめないことです。
そうすれば、答えは自分の中にあり、
それを引き出すことができ、
運命を変えていくことができます。
頭の答えでなく心の声を聞きましょう!
その中でも後ろ向きな答えでなく、前向きな
答えに耳を傾けましょう!
人生の質は質物の質と言われていますから
いい質問を身につけていくことで人生は
よりよくなっていきます。
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