豊かになる人とそうでない人の違い

「富める者はますます富み、
貧しき者ははますます貧しくなる」

と聖書に書かれているようですが、
これは能力の問題ではありません。

日ごろ自分が何を考えているか
何を信じているか
が原因です。

自分の思考に責任を持つ必要があります。
多くの人はうまくいかない理由を他人のせいに
したがりますが、これだと人生はコントロールできなくなり
思うようにいかなくなります。

思うようにいかない原因は外にあるのでなく、
自分の内側にあります。

コントロールできるものとできないものを
自覚し、コントロールできるものを変えていけば
人生も変わっていきます。

私たちが現実だと言っているものは
心の投影です。

心の状態を変えることで事実は変わりませんが、
現実は変わってきます。

2人が同じ実を体験していながら
反応が違う場合があります。

ある人は同じ事実でも不安になったり
苛立つかもしれません。

別の人は同じ事実を体験していながら、
客観的に受け止め、落ち着いていられたりします。

この違いは意味づけの違いから
生まれています。

最悪な出来事が起きたとき
最悪だと思うか、
これは成長するチャンス
だと思うかで
そのあとの行動や結果が
変わってきます。

人生でよい結果が出るのは後者です。

事実はコントロールできませんが、
意味づけはコントロールできます。

そのまま反応する人は反応的に
生きているので、事実に振り回されて生きていくことに
なり、翻弄される人生になります。

その結果、人生は思うようにいかないと
思い込んでしまいます。

後者はそのまま反応するのでなく、
意味づけを変え、いい受け取り方をしているので、
事実に左右されず、乗り越えていくことができます。

その結果、人生は自分の受け取り方次第で
どうにでもなると思うようになっていきます。

間違っているとか正しいはなく
どちらとも自分が信じだ通りになっていきます。

よく何かやろうとしたとき
うまくいかない人は
お金がない、時間がない、自信がないと
いいますが、これだと思考が停止し、
その通りになってしまいます。

うまくいく人は今はお金がないけどどうやったら
お金をふやせるだろうか?
時間がないけどどうやったら時間をつくれるだろうか?
自信がないけどどうやったら自信をつけられるだろうか?
と考えるので、思考が伸びます。

潜在意識が活性化して寝ている間も
その答えを探してくれるようになります。

アンテナを張っているので、いずれその答えが
見つかり、人生が好転していきます。

誰もが初めは何もできない状態から
スタートします。

豊かになっていく人はどうやったら豊かになっていけるか
考えて続けています。

貧しい人は不安や心配、できなかったことばかりに
意識を向けています。

このことに気づき変えていけばいいだけなのです。

今がどうであれ、誰もが能力を持っているのですから
自分が望むことに意識を向けるようにし、
力を与える信念(能力を引き出す信念)を
身に着けていけば人生は良くなっていきます。

他人と過去の事実は変えられません。
変えられるのは自分の内面と過去の意味づけです。
それを変われば、現実が変わり、未来は
良くなっていきます。

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