長期的思考と努力の質

習慣化コンサルタントの古川です。

成功法則の根底は何でしょうか?

私は10年思考と10倍思考が重要だと考えます。

10年思考とは、
1つのことを成し遂げるのに長期的に考えるということです。

農業で言えば、しっかり土を耕し、種を撒き、肥料をあげて
収穫を迎える。

春夏秋冬の巡りがあってその時期に会った方策を取る。

10年タームで考えると、今素人でも必死にやれば
新しいことができます。

だから1年、2年で結果がでないことに嘆かない。
忍耐づよく、粘り強く、コツコツと積み上げていく。

言って見れば、カメの精神です。

ちなみに私は独立して10年が経ちました。

10年って色々なことができるものです。
コーチングの分野でずぶの素人でしたが、
10年あればたくさんの経験が積めます。

さて、10年思考は重要ですが、
同じことをひたすら繰り返すだけで目標達成するのかと
言えば、やっていることの質も非常に需要です。

つまり、3年で、Aさんは1の成果、Bさんは10の成果を出すことは
よくあることです。

新人でスタートした社員も10年経てば、
役職に差がついていたり、成果が違う。

同じように継続していたとしても
どのようにアプローチするかで全く成果が変わります。

そこで、重要なのが10倍思考です。

10倍思考は、無駄な回り道をせずに最も飛躍する
方法で努力しようという考え方です。

忍耐さえあれば、継続さえすればいいというものではありません。
その上に10倍思考を載せる人がうまく行きます。

たとえば、大学受験で考えて見ましょう。

10倍思考で考える人は、

・志望の大学の赤本を分析して最も頻度が高いものから勉強する
・志望の大学に合格した最も優秀な家庭教師をつける

と努力の質にこだわるでしょう。

10年思考だけなら、
・ひたすら参考書を1から順番にコツコツ積み上げる
・一人で自主練のように頑張っていることに酔う

ということになりがちです。

10年思考も重要ですが、
さらに10倍思考があれば、100倍の成功になる。

これが同じように継続しても結果が変わる違いです。

10倍思考は

・その分野の最高の師匠に習う
・人とのつながる
・効果的なアプローチ1つに絞る
・柔軟に軌道修正する
・大量に行動する

などです。

あなたに、必要なものはどちらですか?

メルマガ抜粋

世の中で成功する人が少ないのは
能力の差ではありません。
考え方や常識の違いです。

ちょっとやってあきらめる人が多いのが
現状のようです。

時間も使わず、お金も使わず、片手間に
成果だけ得られると無意識レベルで
勘違いしているようです。

なんでもそれなりの時間をかける必要が
あります。

大学の受験に何も勉強せず、時間や年数をかけずに
受かろうとしているようなものです。

それなりに目的をもって、
しっかり時間をかけていけば、
成果は出てきます。

ゼロから1にするのが難しいと言われています。
1になると加速度的に成果が上がってきたりします。
そして、またある段階で壁が訪れます。

壁は実際にはなく、それは成長の壁といっていいかもしれません。
成長すれば、結果は必然的についてきます。

多くの人は1になる前にあきらめているか
1になるための時間と労力を惜しんでいるだけ
のようです。

時間とお金を何に使うかによって、得られるものが
きまってきます。

私たちは何かを得るためには何かをあきらめるしか
ない場合もあります。

パラリンピックのメダルをとった選手が言っていました。
すべてを犠牲にしてもやってきた結果、メダルが取れので、
うれしいと言っていました。

私たちには時間は24時間しか与えられていません。
これを増やすこともできないし、取り戻すことも
できません。

一番決めなければいけないのは何をやめ、何をするか
ということです。

マルチタスクという言葉がありますが、実際に人間は一度に
一つのことしか考えられないようです。

何かが当たり前になるにはある一定期間集中して
やる時期が必要になってきます。

ある一定時期そのことに集中して、取り組んで
いるようです。

その時期を超えると流しでできるようになるので、
結果的にたくさんのことができるようになっているだけなのです。

何かをやるために何を諦めますか?

価値ある時間の使い方はどんな時間の使い方ですか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です