向精神薬被害当事者との食事会

M=メディカルから C=コントロールされると言う A=当たり前

有る高名なお医者さんの言葉として聞いたことですが、病気を治すのは医療では無くて患者さん本人で、医療はその道筋の手伝いをするだけ。
両者が、意識を持ってディスカッションして御互いの合意の上で道筋を探せと。
じゃないと、医療に任せきりだと治らないよとまで。でも、日本では御医者様に全てお任せしてと言う文化がまだまだ色濃くて。出会いが良ければ、それでも素晴らしい成果を得られるのですが、出会う相手によっては・・・。

先日、そんな出会いに恵まれなかった若者たちや、サポートをしている方々が我が家に来てくれて料理教室+食事会を。
向精神薬被害当事者の交流と断薬、社会復帰、そのサポートを目的とする団体オルタナティブ。
多摩支部、神奈川支部、東京支部の代表と御仲間たち。

支部の代表も神奈川代表の女性以外は当事者でも有って。
色々と楽しみながら経験をすることで、失った時間を取り戻そうと言う主旨。

今回は、三吉の簡単料理にチャレンジしてくれることになって。

三吉が出会った向精神薬、精神科医療の被害を受けている方は、ほぼ間違いなく聡明で、超真面目。

知識の範囲も広くて深い。
トマトを切ってもらう時にも「包丁は動かしながら切ると刃が入りやすいですよ」って伝えると「前にですか、後ろにですか」って。
キュウリを薄切りにして「こんな感じで切ってください」ってお願いすると「厚さは2ミリ位かな、角度は30度?」。

神奈川代表の女性も三吉もおおらかタイプで、その発言に大笑いしながらの調理。

ただ、その生真面目さ故に、たまたま出会った精神科医を信頼し几帳面に向精神薬を飲み続けること10年とか15年。
悪くなる一方の状態に気付いて、自らの決断で断薬を始めるのですが、麻薬同等の禁断症状に襲われて。
そして立ち直った彼らは、薬の危険性と患者の有るべき姿を伝え啓蒙する側に。
笑いの料理教室に、真摯に現実に取り組み、問題を世に問おうとするディスカッションの食事会。
色々と学び気付かせて頂きました。
感謝。

mca2
https://mca-life.net/

日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
三吉健心
チームMCAは
M=マンジャーレ(食べて) C=カンターレ(歌って、楽しんで) A=アモーレ
(愛し合い、支え合う)
皆で、美味しく食べて、楽しんで、支え合って良くなろうって言う仲間の集まりです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です