薬物と言う魔物

今日は
M=向かい合うことで C=しっかりと見えてくる A=危なさ
ちょっと食から離れます。
『薬物を使わない人生の会』。
代表の小倉謙さんの講演を聞いて来ました。
精神科医療問題に取り組むCCHRのスピーカーでもある小倉さんが薬物問題にフォーカスしての講演。
覚せい剤や麻薬、危険ドラッグがもたらす「使用者」への危険のみならず周囲への大きな影響にも言及。
家族や職場の仲間に及ぼす影響、学校や社会の荒廃、そして薬物使用者が起こす悲惨な交通事故。
どれも使用者一個人の問題では済まされない大きな波紋を呼び、周囲の生活や人生をも奪う極めて悪質なもの。
全て有ってはならないことですが、小倉さんが直接目にした忘れられないことが。
大学時代にコロンビアに旅をした時。
市街地は極めて治安が悪いために地方に宿を取るのですが、たまたま隣接する建物が麻薬の密造工場。
10才前後の少年が自動小銃を持ち見張りに立っていて。
働いているのは見張りと同じ年端もいかない少年少女。
休み時間になると年少者から外に出てきます。
工場内は麻薬製造時に立ち上るガスが充満している。
その影響で彼らの足取りも怪しくなっていて。
最後に出てきた最年長の少女は、動けない状態になっていたそうです。
その次の瞬間に信じられない光景が。
周りの大人たちが彼女の所にやって来て、助け起こすと思いきや!
彼女を抱え上げ、目の前の谷底に投げ捨てたと。
薬物は使われる所のみならず、作る側の場でも悲惨な現象を数々起こしている。
その事実を忘れずに、一件たりとも薬物使用を許さない社会を作らなければと。
大人の良心と倫理観が青少年を救います。
M=向き合って C=しっかりと伝えたい A=危なさを
大人の責任でもありますね。
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
三吉健心

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